こんにちは。デザイナーの後藤です。
今回は、「ブランディングデザインの重要性」についてお話します。

「ブランド」や「ブランディング」、「ブランディングデザイン」には
さまざまな考え方や解釈があり、
難しかったり、はっきりと言い切りにくかったりする面がありますが、
少しでもわかりやすくお伝えできればと思います。

まず、『ブランディング』とはどういったことをいうのでしょうか。

 

ブランディング

 

『ブランディング』＝『ブランド』の構築。
企業や商品が存在していることの「重要性」や「価値」を明確化し、
それらが生み出す「独自の価値」を、求めている人々に想い起こさせること。
企業あるいは商品の価値を向上させる目的を持った活動といえます。

特に企業や店舗のブランディングは、
一般的にマーケティングや広報の関係者が考えることだと思われがちかもしれませんが、
商品企画や技術・開発関連の部署、さらには経営に関わる上層部もが
その重要性を認識しておくべき、企業活動の芯といえるもの。
守り続ける継続性と、長期的な一貫性が重要です。

「誰に伝えたいのか」
「どんな場面で使ってほしいのか」
「こんな価値があります」　etc.

顧客をはじめとするあらゆる利害関係者にわかりやすく提示することが目的です。
そのため、自社や商品への理解を深めることが大切です。



ブランディングが成功すると、
★競合他社との差別化がはかれる
★ファンになってもらえる → 選ばれ続ける存在になる
★認知度が上がる→広告宣伝費の削減、他商品への展開
★信頼が生まれる
★モノからの連想
など、たくさんのメリットが生まれます。

では、『ブランディングデザイン』とは？

 

ブランディングデザイン

 

『ブランディング』を『デザイン』したもの。
つまり、目には見えない企業や商品ブランドのコンセプトやメッセージを
ターゲットに視覚的に伝えていく手段です。

視覚に向けて表現するデザインは、目にした人に印象を残しやすいもの。
年齢や言語などにとらわれず、ターゲットにわかりやすく伝える方法といえます。



素晴らしいビジョンや重要な目的を持った企業や商品だったとしても、
正しく伝えられなければ、大変残念であり、もったいないこと。
そこで、デザインの登場です。

例えば—————————
・ロゴ
・イメージカラー
・Webサイト
・グラフィックデザイン
・パッケージデザイン　etc.

ただ、オシャレにカッコよくすれば良いというものでもありません。
企業や店舗、商品の「らしさ」が大切です。
「らしさ」をうまくデザインで表現しなければ、
伝えたいブランディングと
消費者等が想い起こすものに差が出てしまいます。

まずは企業内でブランディングに関わる多くの人の考えや表現したいものをまとめ、
デザイナーに伝え、見える形にしていく。
過程は簡単ではないかもしれませんが、
企業や商品にとって重要なブランディングのイメージを正しく伝えるため
しっかりと意見や考えを合わせて練り上げていくべきです。
そうして出来上がった統一感のあるデザインを展開していくことで、
社名や商品名がなくても、「ここのだな」とわかる。
そうなれば、ブランディングデザインの大成功といえるでしょう。

企業や商品にとって、『ブランディング』がいかに大切か、
そして、そのブランディングを伝える手段としてのデザイン
『ブランディングデザイン』の重要性がおわかりいただけたと思います。

しっかりと練り上げられた
「事業を通じて成し遂げたいこと」や「将来の目指したい像」を伝えるために、
ブランディングデザインに取り組んでみませんか？

看板デザイン・製作・施工はメイク広告株式会社まで。
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