金曜日 2015.11.06 UPDATE
エビが赤くなる理由!知ってますか?
唐突ですが、皆さんエビやカニっておいしいですよね!
日に日に寒くなって来ておりますこの頃に、カニ鍋なんて・・・・
想像だけでもお腹がへってきます・・・
そんなエビやカニって
皆さんご存知かと思いますが、茹でる前の姿ってちょっと気味が悪いですよね(笑)
形もちょっと堅そうですし、色に至っては灰色っぽいし・・・
でもこの子たちって、茹でるとすごく色が綺麗な赤色になりますよね!
このことってもはや当たり前の認識だと思うのですが
なぜ色が変わるのか仕組みを知っていますか?
恐らくはしっかりと説明出来る方は少ないと思います。
そこで今回はその仕組みを説明致します!
まず、エビやカニ等の甲殻類の堅い皮(殻かな?)には
アスタジャンティンと呼ばれる色素が含まれています。
この色素は普段はたんぱく質に密着していて、緑や灰色のように見えるのですが
温度が70度を超えた辺りから、たんぱく質から離れてしまい、このアスタジャンティンが赤色に変色しながら
アスタシンと呼ばれる物質に変化するそうです!(まるで熱くなって行く皮から逃げ出しているみたいですね)
こうしてあの少し気味の悪い奴らはおいしく調理されてしまうわけです(笑)
またこの作用の有名な例でいえば
フラミンゴなども有名です。
こちらの話も聞いたことがある方はおられるとは思いますが。
フラミンゴ自身は生まれた時灰色なんですよね。
ですが大きくなるにつれ、エビやカニばかりを食べていくのであんなにきれいな赤(ピンク)な色になるんです。
なんてグルメな子たちなのかと少し羨ましいですね!
こうして、元々の色が、物質の性質によって変わっていくのはとても面白いと思いませんか?
いつもは何気なく見過ごしている性質や現象にちょっと目を向けるだけで
またおもしろい発見や、そのことに対しての見方が変わるかもしれません!
ぜひ疑問に思ったことは疑問で終わらせず、いろいろと発見してみませんか?
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