木曜日 2022.03.10 UPDATE
カッティングシート作成のコツ。1枚もので作成可能な大きなサイズは? 小さなものはどこまで作ることが出来る??

こんにちは。メイク広告です。
今回のテーマは、「カッティングシート」。
カッティングシートを作りたいけれど、このサイズ、このデザインは作れるだろうか…?
とお悩みの際に参考にしていただければ幸いです。
まず、カッティングシートがどのようなものかを説明します。
カッティングシートは単色の糊付きシートを作成したい形状に切り抜いたもの。
通常のステッカーとは異なり、文字や絵柄以外の不要な部分を取り除くため、
切り抜いた文字やマークなどを手軽に作成することが出来ます。
カッティングシートは、営業車や店舗・事務所のガラスなど、
いろいろな場所で使用されています。
詳しくは下記へどうぞ。
【カッティングシートのお問い合わせ・お見積りはこちら】
カッティングシートは機械で切るため、作成できる範囲があります。
カッティングシートを使ったサインをお考えの際は、ぜひ参考にしてみてください。
まず、大きいものを1枚で作成したい場合。
シートの基本幅は1000㎜。
ただし、機械で切る際にシートを押さえる部分と
施工時に使用するリタックシートの余白分が必要ですので、
1枚もので作成したい場合は、940㎜幅以内を目安にしてください。
│※リタックシートとは?
│ カッティングシートを対象に貼る際に必要な、転写用弱粘着フィルムシート。
│ 切りたいサイズより外側に四方10~20㎜の余白が必要。
幅さえ収まっていれば、長さの限りはありませんが
1枚もので作成できる大きさは、940㎜幅×約2〜3mです。
あまりに大きすぎると施工が難しくなるため、
このサイズを超えると、分割制作になる場合が多いです。
大きいデザインのものは、分割制作をおすすめします。
次に小さいものを作成したい場合。
まず、下の写真をご覧ください。

これらのカッティングシートはどれも細かなデザインですが、
下の写真「Bar Pierrot」のロゴ内にデザインされた目の一番細い部分は1.5㎜幅。
製作はギリギリ可能ですが、周りの不要な部分を取り除く際に
一緒に剥がれないよう、気を配りながら作業します。
上の二つの写真も細かな表現がなされており、
残すものと取り除くもの、見極めながら慎重に作業します。
ちなみに、小さいものや細いものは、その分粘着力が弱くなるため、
大きなものに比べて剥がれやすいことをご理解願います。
製作できる小さいサイズの目安としましては、
文字の場合、書体や太さにもよりますが、1文字最低2㎝角程度。
重ねて、最低でも1~2㎜以上の太さ(幅)を必要とします。
模様やイラストも1~2㎜以上の幅が必要です。
また、残す部分だけでなく、抜く部分も同様です。
しかしながら、ご希望にできるだけ近いイメージを実現出来るよう
日々研究をしています!
また、「複数の色を組み合わせられますか?」との質問をよくいただきます。
答えは、可能です!
下の写真のように、文字によって色を分けることが出来ます。

カッティングシートの色は、かけ合わせではなく、シート独自の色となるため、
CMYK仕様で作られたカラーの場合は、ご希望に近い色のシートで表現可能です。
その他、切り抜きたいことに加えて
・多色を使用したい
・グラデーションを使いたい
・目立つように白フチをつけたい
・おしゃれに影をつけたい など、
単色のカッティングシートでは表現できない場合は、
塩ビシートにインクジェット出力で印刷した後に、形状カットをすることが可能です。
形状カットをご希望の場合、文字の色数やデザインの表現によって、
カッティングシートか、塩ビシートの形状カットか、
製作仕様が異なります。
仕様により最小サイズも異なりますので、下記を参考にご覧ください。

いかがでしたでしょうか?
メイク広告では、みなさまの疑問やお悩み、課題等を伺い、
使用環境に合った最適な提案をいたします。
お気軽にお問い合わせください。
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