火曜日 2017.10.10 UPDATE
今日から使える写真のコツ
WRITER 小野田
初めまして!
10月から入社した小野田です。
初回は…お上品な写真の撮り方についてお伝えいたします!
写真の表現方法には機材選びや光の感触、構図の決定や色味の寒暖などなど…数え出すとキリがありません。
しかしどんなときでも気軽にできて、かつ影響力の大きなポイントがあります!
みなさんは「上品」と聞くと、どんなイメージを持たれるでしょうか?
「儚い」「触れられない」「手の届かないところにある」「自分とは違うもの」と、きっとたくさんありますが、
どれも「身近なものではない」というところは共通しているはずです。
つまり…そうです、上品な写真は遠いところから撮れ!です!
同じものを同じ大きさで写すにしても、少し遠ざかってズームして撮るとかなり変わって見えます。
この間ケータイで撮った写真から例をお見せいたしましょう。
まずはズームしないで普通の距離で撮った写真です。
そしてこちらが、1mほど身を引いて、1枚目と同じくらいの大きさになるように撮った写真です。
いかがでしょうか?
加工も何もしていませんが、2枚目の方がお上品に見えるのではないでしょうか。
遠くからズームして撮ることによって
・形が歪みづらくなる
・「遠くにあるように見える=自分の手の届かないもの=魅力的」というイメージになる
・望遠(ズーム状態)で撮ると背景が大きくなり、被写体の小ささが際立つ(=華奢・上品に見える)
等々の理由で、お上品で整った画になります。
ファッション雑誌のモデル撮影や商品撮影のスタジオで、カメラと被写体の距離が遠いのにはそういったわけもあります!
しかし、すべての写真が必ず引いたほうが綺麗だということはありません。
次回、よければ逆のお話をアップいたしますね。
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