火曜日 2019.03.05 UPDATE
色のユニバーサルデザインとは?│色の識別を意識した看板やデザインを 作る際に参考になる情報を紹介!
こんにちは、メイク広告です。
今回は看板にも深い関わりのある『カラーユニバーサルデザイン』のお話をします。
突然ですが、トイレに入ろうとした時にこんなマークを見つけたら、あなたは右と左、どちらに入りますか?
女性は右へ、男性は左へ…と、入ろうとする人も多いのではないでしょうか。
よくあるパターンとして、男性は青系統、女性は赤系統で表示されることが多いため、
ピクトグラムを注視せず、色で判断していることになります。
このように、私たちは日常生活の情報を無意識のうちに「色」に頼って判断しています。
ですが、色の見え方は一様ではなく、人それぞれ。
中には色を正常に判断しかねる人もいます。
そんな特別な色覚を持つ人、いわゆる「色覚障がい」の人は意外に多く、
日本人男性の約20人に1人
女性は500人に1人
とも言われており、日本国内の総数では300万人以上になるとされています。
もちろん、色の識別に不自由さを感じているのは、色覚障がいがある人だけではありません。
年齢などによる目の衰えから、白内障や緑内障等を発症してしまい、
目のかすみや視力低下など、日常生活で不便を感じている人も沢山います。
そういった色の識別に不自由さを感じている人が認識している色は、下のイメージ図のようになります。
「え? こんな風に見えるの?」と感じられたのではないでしょうか。
こうした多様な色覚を持つ人たちのことを考え、
全ての人に情報が正確に伝わるように配慮されたのが「カラーユニバーサルデザイン」です。
言うなれば『色のバリアフリー』。
この「色のバリアフリー」は看板や広告など、
より多くの人に情報を伝えるための媒体に多く使用されています。
この色合いを使うことで、すべての人々に正しい情報を伝えることが可能となるのです!
ですが、いきなり「カラーユニバーサルデザイン」なんて言われても、
「どんな色の組み合わせをすればいいの?」
「色以外の部分ではどんな工夫をすればいいの?」
といった疑問が浮かぶのではないでしょうか。
そんなみなさんのために、今回は特別に「推奨カラー」と一例をご紹介しますので、
ぜひ参考にしてみてください。
いかがでしょう?
この記事を読んだ後、ぜひ「色」を意識して街中を見て回ってみてください。
きっと、今までとは違った視点から色について考えることが出来ると思います。
メイク広告ではさまざまな看板を作っています。
こういった事柄にも気を配った看板を作りたいとお考えの際は、
一度お問い合わせください!
弊社のデザイナーがお力添えします!
デザインもメイク広告におまかせください!
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